統合失調症の治療法

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○統合失調症の治療法
統合失調症の治療法についてご紹介します。
ここでは、統合失調症の治療法や病院を、その原因や症状、看護方法、家族の対応や接し方などと共に説明していきます。

◆統合失調症の治療法とは?
統合失調症は、脳内のドーパミンなどが原因で起こる「心の病気」といわれています。
その症状としては、陽性症状(幻覚、妄想)と、陰性症状(自閉、意欲欠如)があります。
診断を受ける病院は、「精神科」「精神神経科」「神経科」「心療内科」などが該当します。
統合失調症の治療法には、薬物療法と精神療法があります。
病院で統合失調症と診断された場合は、家族は安易に励ましたりせず、焦らずに完治を目指しましょう。


◆統合失調症の治療の具体例

「薬物療法」
統合失調症の治療としては、抗精神病薬が一般的です。
現在、日本では20数種類の薬剤が用いられ、主に陽性症状(幻覚、妄想など)の治療に効果があるとされています。
リスペリドン、ペロスピロンなどの新しいタイプの薬剤は、従来のものより副作用が少なく治療の主流となっています。
まず大切なのは必ず服薬し、服薬回数・薬量・時間を守るということです。
家族の方は、患者ためにも服薬を守らせて、ケアをサポートしてあげてください。

「精神療法」
薬物療法とともに、患者の精神的なケアや治療意欲向上のために、精神療法も行われます。
これには病院の医師、精神保健福祉士などがあたり、完治から社会復帰までのサポートをします。
ほかに心理教育(再発防止)、家族教育(理解とサポート)、社会復帰訓練などがあります。
統合失調症は、きちんと治療すれば完治できる病気ですので、焦らずに治療することが大切です。

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